質疑応答要旨

更新日: 2016年11月7日

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2017年3月期 第2四半期決算説明会(2016年11月2日)

注:内容につきましては、理解し易いように部分的に加筆・修正してあります。

ご質問

ご質問と回答

ミツミ電機と業務支援契約を締結して以降、私は当社のミツミ業務支援の担当役員を同伴して毎月、中国やフィリピンなどアジアの工場を巡回しています。実際にミツミ電機の工場を見て、支援が必要なところにはミネベアの適切な部署から適切な人材を派遣する、といったことをその場で判断しながら改善支援をしています。調達面でも、当社の資材も含めてどういうものをどちらの価格で買えばコスト削減できるかを議論しています。まだまだ問題は山積していますが、今は未だ別の独立した会社ですので、早くミツミ電機の株主総会でご承認を頂いて、私どものやり方でもう少し踏み込んだ支援をしたいと思っています。これは私の希望ですが、来年は収支均衡くらいまでにはとにかく最低でも持っていきたいと考えています。ただし実際にどうなるかは、来年1月以降、私を含めてミネベアのメンバーが入ってじっくり見たうえで、5月の決算説明会でミネベアミツミとして詳しいお話ができるだろうと思います。今の段階で、私からあれこれ申し上げるのは時期尚早と考えています。
他にはアッセンブリーがありますが、製造拠点がフィリピンにセブとバターン、中国に青島、天津、蘇州、珠海、その他にマレーシアや台湾など、非常に中途半端な規模の工場が多い印象です。このあたりをゆくゆくは検討しなければならないと思っています。
LEDバックライトの償却は来年もかなり下がると思います。イメージとしては、LEDバックライトの設備投資がかなり減って、それ以外のミネベア事業ではある程度の投資で済んで、その分をミツミ電機に振り向けるイメージです。詳しい資料が手元にあるわけではないので詳細はわかりませんが、ミツミ電機の工場を回った感じでは、かなり古い機械が未だたくさん動いている印象です。
面積は125坪程度です。なぜ八重洲なのかというと、交通の便が良いので様々な地方からお客様に直接お越し頂いて、商品を見て頂けるメリットがあります。なぜショールームかというと、例えば、SALIOTはただ単に動く照明であるだけではなく、ミネベアの光学技術を用いて色をいかにきれいに出せるか、実体験して頂くためです。これは一般消費者の方というよりデザイナーの方や店舗の経営者の方向けです。社交辞令かもしれませんが、例えば当社に出入りしている花屋さんなどは、花にSALIOTの光が当たった瞬間に、「こんなに花がきれいに見えるのは花屋としてすごくうれしい」と仰っています。SALIOTについては、動く、つながるということばかり強調してきましたが、実際に我々の本当の力を発揮できるのは光学技術に基づいた色の出し方だと思っています。このあたりもじっくりと照明デザイナーの方などと話をしながらやっていけるような施設が必要だと思っています。
早くミツミ電機の株主総会でご承認を頂いて、一体の会社としていろいろな施策を打っていきたいということです。3月17日にスタートするより、1月27日にスタートするほうが、来期の改善が早まります。これが一番大きなポイントです。
まず、ミツミ電機には私どもには無い技術が山ほどあります。これが統合の最初の目論見です。技術については分化会で議論していますが、例えばSALIOTに人を追尾していく機能を付けることができます。私がチップを持っていると、歩きながらしゃべっても私をSALIOTが追尾できます。あるいは結婚式で新婦が歩いているところを全てのSALIOTが追尾する、または展示の場で一つ一つの照明を操作しなくてもチップを商品の上に置けば自動的に照らすこともできます。このようなことは、ミツミ電機だからできるのです。これはほんの一例ですが、このようなプロジェクトがいくつもあって、技術的にミツミ電機の素晴らしさを感じています。2番目に、社員が優秀です。もちろん、ミネベアの社員も優秀ですが。これはすごく有り難いことだと思います。企業文化、カルチャーを変えることによって、かなりいい線にいくだろうという読みです。3番目に、拠点もたくさんあることは、ミネベアの拠点戦略にとって有利になると思っています。このようなさまざまな点でメリットがあると思っています。
前期は約6億円でした。今期は20億円弱、そのうち上半期実績が10億円で下半期見込みが9億円程度です。
7月は外販が1億6,500万個、内販が7,000万個、8月は外販が1億6,700万個、内販が7,300万個、9月は外販が1億8,100万個、内販が7,700万個でした。
全く決まっていません。本当は地域的にはインドが良いと思っていますが、これからいろいろな地域を検討しつつ、ピボットアッセンブリーを中心とした内販数量の動向を見極めたうえで、1、2年程度で決めたいと思います。
未だ詳しくは申し上げられませんが、選択肢はいくつかあります。例えば新工場を建てて需要をどんどん積極的に取りこんでいく戦略もあるし、それ以外にも選択肢はあります。ミネベアは安物は受注しませんが、それほどの安物では無いグレーな部分までどんどん踏み込んで需要を取りこんで良いのか、深呼吸して考える時間はあると思っています。退任した加藤木前副社長がよく言っていましたが、ボールベアリング新工場を建てると収益率が一時的に落ちて何年か大変になるというジンクスがあります。よく考えますが、もちろん決断が後手に回らないようにしたいと思います。
M&Aについては、タイの大洪水があろうと何があろうとこれまでずっと進めてきて、打席に立った数は20回以上ありますが、残念ながらこのくらいの成果しかありません。その理由は価格が合わなかったり、途中で先方に逃げられたりで、この8年間でたくさんありました。しかしこれは挑戦を続けていかなければなりません。忙しい、忙しくないではなく、もちろんミツミ電機との事業統合も進めながらやっていきます。電子機器事業のウェートが全体の8割程度と大きくなってきますが、ミネベアのDNAの最も根幹の部分である機械加工品のウェートが低下するため、これを補強し大切にしていきたいと思います。航空機分野もあるし、ベアリングの分野も世界を見渡せばまだまだいろいろあります。それ以外にも機械加工の会社なども考えられます。1兆円の売上/1千億円の営業利益という長期目標からみても、あきらめずにずっと挑戦していくのが私に課せられた責務だと思っています。
株価については、高ければ高いほど社長としては幸せです。日経平均に対するパフォーマンスや伸び率、一株当たり利益などの業績連動で役員は賞与を頂いています。ただし、半年や1年ではなく長い期間でこの会社の企業価値を最大化することが本当に証明できれば、株価は自然についてくると思っています。具体的に2,000円か、3,000円か、4,000円か、どれがゴールかはわかりません。人生と同じで会社にも山あり谷ありでいろいろなことがあります。人生と同じで、こんなことしていいのかな、ということもあります。今日のミツミ電機の発表は、ある人たちからは見れば「ミネベア大丈夫か?」と思うかもしれませんが、私からするとこれは乗り越えなければならないチャレンジであると思っています。このようなことが全部クリアになれば株価も付いていくと思っています。ただ、どう見てもまだ私のやっていることが皆様にはわかって頂いていないという意識は十分持っています。皆様と私の在任中は一つの戦いみたいなもので、信念に基づいて今やるべきことを続けていきたいと思います。
株価は会社の成績表だと社内でも言っています。学校の成績は5段階評価などがありますが、株価は無限大の評価があり得る成績表です。会社全般に対して一株あたり利益に対してどのような評価を受けているのかなど、世間にある様々な指標からみるとわれわれの株価はまだ決して高くないと思っています。それは美人コンテストではないですが、まだ我々は未だ美人に見えていないということだと理解しています。様々な面でグレードアップして、皆様のご期待に添うようにしていきたいと思っています。
ベアリングの外販数量が9月に1億8,100万個に伸びましたが、一つ確かに言えるのは、中国の家電メーカーにおいて品質を上げようとするものすごい熱意を感じています。精密で良い部品を使わないとだめなのだということです。先程10万回転の掃除機の話をしましたが、注目される新製品は世界中で分解研究されているわけで、「あのボールベアリングはミネベア」ということは、中国の家電メーカーでもかなり知れ渡ってきたと確信を持っています。我々の売上の中でも中華圏がどんどん伸びています。また、社内では私が「早く月1億8,000万個」と言っているので、当然現場では先を走ります。多少の勇み足も仕方が無いと思います。ただし製品ミックスの面では、我々の中では比較的大きいボールベアリングが売れていくと材料費が大きくなります。一旦ここで深呼吸して、どういう戦略でいくべきか考えようとしています。いつも進軍ラッパを吹いて、新工場ばかり建てるのは、頭がいいやり方とは思いません。9月の1億8,100万個は非常に良い傾向だと思っていますが、一過性の問題として、在庫が少なくなっているがゆえに、工場では頻繁にセット換えして生産を急がないといけないのが現状です。これは時期が来れば当然落ち着いてきます。また、選択受注はいつでもできます。きっちりと毎月1億8,000万個を販売し、生産拡張余力を月2,000万個残して、その時点でどんな状況になっているのかをきちんと見極めたうえで、今後の戦略を判断したいと思います。シェアがどんどん落ちて利益が減っているのならともかく、大きな問題は無いと考えています。
確定的なことを申し上げるには少し時間が必要だと思います。今でもセグメント全体で20%台半ばの営業利益率が出ていることには変わりはありませんが、具体的な戦略の方向性は、今後の検討課題です。
ミネベアは非常に小さい製品を作っているため、自動化になじむものとなじまないものがあります。車などは部品の追跡可能性が要求されるため、出荷の仕方や記録の保持の仕方は昔とは全然違います。システムも違います。問題は、多品種少量のものやサイズも変わるので、一概にロボットなどをネットでつなげてポンと生産などというのはなかなか難しいと思います。ミネベアが65,000人、ミツミが35,000人、合計100,000人の従業員数になるという事実は、インダストリー4.0も含めて生産方式を変えたからといってそう簡単に機械で置き換えて減らせるものでは無いのだと思います。ただ、ずっと作っているものはだんだん自動化されていきますし、ボールベアリングですらどんどん自動化されていくトレンドの中で、生産方式を変えようとしています。つまりは、ものによって違うのだと思います。
残念ながら、これ以上具体的な生産品目は今は未だご説明できません。

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