決算サマリー

更新日: 2016年11月9日

* 当社では日本会計基準を採用しています。

2017年3月期上半期(2016年4月1日~2016年9月30日)の概況

2016年3月期上半期の日本経済は、個人消費の底打ちがみられる一方、設備投資には依然として慎重な姿勢がみられ、生産、輸出も横ばいに推移しております。米国経済は、企業の生産活動に力強さを欠くものの、個人消費の拡大を背景に緩やかな景気拡大が続いています。欧州経済は、ドイツを中心とした鉱工業の減産を受け、域外輸出に減少が認められましたが、雇用及び所得環境の改善を背景として家計部門を中心に緩やかな景気回復が続きました。アジア地域においては、中国経済は、企業の投資減少や雇用調整の動きがみられ、景気の先行きに対する不透明感が拡大しています。
当社グループは、かかる経営環境下で、収益力のさらなる向上を実現するために、徹底したコスト削減、高付加価値製品と新技術の開発及び拡販活動に注力してきました。
この結果、売上高は2,751億3,300万円と前年同期比204億2,100万円(△6.9%)の減収となりました。営業利益は185億9,400万円と前年同期比88億2,300万円(△32.2%)の減益、経常利益は189億1,500万円と前年同期比44億1,100万円(△18.9%)の減益、親会社株主に帰属する四半期純利益は、タイ子会社での現地国税当局との訴訟結果を受け過年度分の法人税等13億200万円を計上したこと等により127億4,500万円と前年同期比50億1,300万円(△28.2%)の減益となりました。

2017年3月期上半期(2016年4月1日~2016年9月30日)のセグメント別業績

機械加工品事業

機械加工品事業は、当社の主力製品であるボールベアリングのほかに、主として航空機に使用されるロッドエンドベアリング、ハードディスク駆動装置(HDD)用ピボットアッセンブリー等のメカニカルパーツ及び自動車用と航空機用のねじです。主力製品であるボールベアリングは、主要市場における需要が高まる中で販売数量が増加しました。中でも自動車向けでは、省エネや安全装置用のニーズ拡大による需要増により好調に推移しました。ピボットアッセンブリーは、HDD市場規模縮小の影響を受けましたが、ほぼ前年同期並みの販売数量を確保できました。航空機に使用されるロッドエンドベアリングも欧州を中心に安定した売上を確保できました。しかしながら、前年同期比では為替の影響等により減収となりました。
この結果、2017年3月期上半期の売上高は764億6,700万円と前年同期比67億8,000万円(△8.1%)の減収となりました。営業利益は195億2,500万円と前年同期比6億5,000万円(△3.2%)の減益となりました。

電子機器事業

電子機器事業は、電子デバイス(液晶用バックライト、センシングデバイス(計測機器)等)、HDD用スピンドルモーター、ステッピングモーター、DCモーター、エアームーバー(ファンモーター)、精密モーター及び特殊機器が主な製品です。液晶用バックライトは、薄型技術に優位性を持つ当社への需要は堅調に推移しました。ステッピングモーターをはじめとする他のモーターでも自動車向け等を中心に堅調に推移しました。
この結果、2017年3月期上半期の売上高は1,983億5,400万円と前年同期比137億1,000万円(△6.5%)の減収となりました。営業利益は68億5,200万円と、為替の影響及び在庫調整等により前年同期比54億9,700万円(△44.5%)の減益となりました。

その他事業

その他の事業は、自社製機械が主な製品です。2017年3月期上半期の売上高は3億1,100万円と前年同期比6,900万円(28.4%)の増収、営業損失は5,300万円と前年同期比7,700万円の減益となりました。

上記以外に、各セグメントに帰属しない全社費用等77億3,000万円を調整額として表示しております。前年同期の調整額は51億3,000万円でした。

2017年3月期上半期(2016年4月1日~2016年9月30日)の財政状態に関する分析

資産、負債及び純資産の状況

当社グループは、「財務体質の強化」を主要な経営方針とし、効率的な資産運用、設備投資の抑制及び有利子負債の削減等に取り組んでいます。
2017年3月期上半期における総資産は4,999億6,600万円となり、前連結会計年度末に比べ405億3,900万円の増加となりました。その主な要因は、受取手形及び売掛金の増加によります。負債は2,795億3,900万円となり前期末に比べ580億8,500円の増加となりました。その主な要因は、支払手形及び買掛金の増加によります。純資産は2,204億2,600万円と前期末に比べ175億4,700万円減少し、自己資本比率は42.9%と前期末に比べ7.3ポイント減少しました。

キャッシュ・フローの状況

2017年3月期上半期における現金及び現金同等物の残高は382億2,900万円となり、前期末に比べ90億8,700万円の増加となりました。また、前年同期末比74億5,800万円の増加となりました。
2017年3月期上半期の各活動におけるキャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
営業活動では、税金等調整前四半期純利益、売上債権、仕入債務及びたな卸資産の増減並びに減価償却費等により251億6,700万円の収入となり、前年同期に比べ119億5,300万円の収入の増加となりました。投資活動では、主に有価証券及び有形固定資産の取得等により253億1,400万円の支出となり、前年同期に比べ18億3,600万円の支出の減少となりました。また、財務活動では、短期借入金の増加等により124億900万円の収入となり、前年同期に比べ34億4,200万円の収入の増加となりました。

2016年11月2日に発表しました「2017年3月期第2四半期(2016年4月1日~2016年9月30日)決算短信」に掲載した情報を基に作成しています。

ページの先頭へ戻る