ミネベアの強み

当社はボールベアリングなどの機械加工品、小型モーターやLEDバックライトなどの電子機器を数多く生産しています。また、異なる製品分野を多く持つことを強みとして、自社の技術や製品を組み合わせた複合部品へと活躍の場を拡げています。
そういった当社の強みである5つのポイントにつき、下記にてご説明します。

画像:地域別生産高(2016年3月期)

地域別生産高(2016年3月期)

1972年にシンガポールに進出して以降、いち早く海外に輸出基地を求め、現在では日本、タイ、中国、シンガポール、米国、欧州、カンボジアなど世界各地に研究開発拠点、生産拠点、ならびにその両方を併設した拠点、販売拠点を展開し、多くの従業員を有するグローバル企業となりました。

2015年3月期での地域別生産高は、日本を除くアジアが80%以上を占め、アジアを核とした海外での生産活動が当社の成長に貢献しています。

画像:グローバル展開

ボールベアリングの2015年3月期の月平均生産数量は約2億3,800万個と、過去最高となりました。これは、単純計算で1年間24時間体制で生産したとして、1秒間に約90個のボールベアリングを作り続けていることとなります。
ボールベアリングや小型モーターなどの主力製品の大部分は、タイや中国、シンガポールなどのアジアの量産拠点で一貫生産されていますが、日本のマザー工場で進められている生産技術の開発成果は、随時、各量産工場に導入され、全ての工場で高精度・高品質製品の量産を可能にしています。

通常は、製品を作るときには部品メーカーから色々な部品を買って、製品を作っていきます。さらにアルミを溶かして物の形を作るアルミダイキャスト、板に金型を当てて形状を変えるプレス、プラスチックを溶かして物の形を作ったり、表面処理をしたり、磁石を作ったり、削ったり、磨いたりする作業もあります。
当社の場合は、高性能化と市場拡大が進む情報通信機器や家電製品向けの部品などを主力とするため、「高精度・高品質と大量生産」が求められます。その為、本来は色々なところから買ってくる部品などを、当社の技術で開発から組み立てまで行ってしまうのが「垂直統合生産システム」です。これは当社の競争力の一つである「縦の総合力」で、品質・供給力・製造コストの点で高い競争力を生み出し、特徴の一つであり強みでもあります。

画像:垂直統合生産システム
画像:垂直統合生産システム

ボールベアリングは0.001ミクロン単位の精度が要求される超精密機械部品です。その精度の決め手となるのは「外輪と内輪の溝の真円度」「ボールの真球度」「構成部品の精度」などであり、その精度が高い程、ボールベアリングが回るときの音が静かになり軽い力で回す事ができ、さらに摩擦が少ないために製品の寿命も長くなります。こうした技術を背景に当社はミニチュア・小径ボールベアリングの世界市場で6割ものシェアを維持し続けています。
当社は60年以上にわたり蓄積されたこの様なノウハウを自社製の工作機器やメンテナンス技術、生産ラインの配置などに生かして全ての構成部品を社内で生産し、絶えず高精度を追求することで、他社の追随を許さない当社の競争力の源を作り上げています。
当社グループ全体の生産高の80%以上を占めるタイ、中国、カンボジア、シンガポールなどの量産拠点と、日本のマザー工場、各国の開発拠点は有機的に結びついており、どの工場でも安定した高精度・高品質の製品を世界市場向けに販売できる体制を確立しています。

世界各地で研究開発活動を展開し、その成果が高精度、高品質製品の量産を可能にしています。また、将来に向けた基礎研究、技術開発を行うことで、成長性と競争力を維持し続けています。
その一環として、2014年には複合製品(EMS:Electro Mechanics Solutions®)分野の開発を強化するため、東京本部ビル内に社長直轄による「東京研究開発センター」を新しく設立しました。
国内研究開発拠点で生産技術の開発や新製品開発などを行っていますが、大学や研究機関、他企業の研究開発機関などが多く集まっている東京に研究開発拠点を設けたことで、それぞれの領域に秀でた機関との連携をさらに深めることが可能となります。また、海外の研究開発拠点と国内各拠点を結ぶセンターとして多様な事業を融合し、シナジー効果を高めることで、当社が得意とする超精密加工技術と小型モーターやセンサー技術に基づいた付加価値の高いメカトロニクス・ビジネスの展開を加速させていくことが目的です。

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