2016年

2016年6月20日

画像:FASFマーク

ミネベア株式会社

ミネベアとPARADOX ENGINEERING、OSRAMとスマートシティにおける照明インフラ事業で提携

ミネベア株式会社(以下ミネベア)の100%子会社であるPARADOX ENGINEERING SA(以下Paradox)のPE.AMI技術 (*1) が、スマートライティングをリードする世界の照明メーカー大手のドイツOSRAM社(以下OSRAM)に採用されました。OSRAMは、Paradoxのネットワーク技術をスマートシティ関連の照明製品に使用し、都市の公共照明や複数の都市サービスを支援・管理して、公共照明インフラをスマートシティネットワークに変える機会を、今後各都市に提供していきます。
ミネベアは、Paradoxを通じ、OSRAMとともに、IoTに基づいて創造的ソリューションを開発するというスマートシティビジョンを共有し、ミネベアが照明市場においてその役割を高めることができるこの機会を大きなチャンスとしてとらえています。

街路灯は、都市財政の代表的な費用項目の一つであり、居住性や環境に大きな影響をもたらすことから、多くの地域社会が注目している分野の一つです。OSRAMは、エネルギー効率がよくメンテナンスが容易で、さらに耐久性・信頼性が高いLED照明の完璧な製品ラインナップを備えています。これらの製品は照明の品質を最良にするとともに、道路・交差点・駐車設備・歩行者エリア・広場・公園の安全を確保します。

経済都市での街路灯の発展に伴って、ParadoxのPE.AMI技術を取り込むことで、OSRAMのLED街路灯機器は、将来を見据えた情報通信ネットワークを供給することができ、信頼性の高いワイヤレスネットワークに接続することが可能になります。それぞれの照明は、網目状のネットワークの一部となり、信頼性が高く効率的に設計されたネットワークを提供できます。そして、照明コントロールシステムに、例えば駐車スペースや一般的なメーターセンサーなどのデジタル情報源を接続することが可能になります。

まず初めに、ParadoxとOSRAMは、相互運用可能でフレキシブルなスマートシティネットワークのプラットフォームを提供します。このプラットフォームで、まずスマート照明のアプリケーションをサポートします。その後、駐車システムや、遠方のメーターからのデータ収集、ごみ収集、公共Wi-Fi、そしてPE.AMI技術のオープンスタンダードに基づくソリューションにより発達しうるIoT関連のアプリケーションを順次利用可能にして、容易で枠にとらわれない都市サービスをより一層充実させたものにしていく予定です。

ミネベア株式会社 代表取締役社長執行役員 貝沼 由久のコメント
「このたび、OSRAM、Paradoxとともに、照明業界に革新をもたらし、お客様に新たな価値を提供できることを大変うれしく思います。7年前の社長就任時にElectro Mechanics Solutions® (*2) を我々の将来的な姿と定義し、日本で商標登録を行いました。OSRAM とParadoxの協働により、電子機器と機械加工品にネットワークを装備した街路灯などに当社のParadox技術を供給できることは夢の実現と言っても過言ではないと考えております。OSRAMには、我々のカンボジア王国におけるスマートシティの取り組みを高く評価して頂いており、近い将来われわれの協業を拡大していけることと信じております。当社は既にOSRAMと我々の新型LED照明器具SALIOT(Smart Adjustable Light for the Internet Of Things、サリオ)の欧州での販売において提携をしております。信頼性・効率性を求めるスマートシティのパートナーとして、照明器具ラインナップの強化に努めてまいりたいと考えております。」

Gianni Minetti, President and Chief Executive Officer, Paradox Engineering SA.のコメント
「IoTの視点から見ると、我々は、街路灯を都市全体にコミュニケーションシステムを供給する器具としてとらえており、真のスマートシティネットワーク構築の中心として活用できるものと考えております。われわれのPE.AMI技術によって、照明だけでなく、都市に広がる複数の構造物が、このネットワークのスマートノード(ネットワークの接続ポイント)となり得ます。これらは、例えば、公共照明と駐車場、送電システムと監視カメラのネットワーク接続など幅広く適用されるナローバンドとブロードバンドが共に利用できる構造となっております。これは我々の理想の姿であり、OSRAM及び親会社ミネベアと共に、発展していく未来の都市のあるべき姿を探求してまいります。」

Eladia Pulido, Chief Executive Officer, OSRAM business unit Lighting Solutionsのコメント
「我々の都市照明の専門性と、Paradoxの既に実績のある最先端のワイヤレスコミュニケーションテクノロジーのコラボレーションは次世代の街路灯の提供を可能にします。」

IoT分野でのParadoxの専門知識を利用し、状況に応じたその場にふさわしい照明を実現するために、人や物の動作や温度を検知するセンサーなどの先端技術を、最大限活用する方法を見出していくために3社は協力します。また、3社の協業により、Bluetoothの省エネ技術を十分に活用した都市の発展向上を目指してまいります。

ミネベア、Paradox、OSRAMの3社は、欧州、中東・アフリカにおける市場戦略において協業を進め、2016年10月31日~11月2日にドバイで開催される「Light Middle East 2016」に、3社のソリューションを展示する予定です。

  • *1 PE.AMI技術…公共施設あるいは一般家庭のいずれにおいても、照明のコントロールなどのスマートシティーサービスを集中管理することが可能であり、ハードウェアとソフトウェアによるネットワークコミュニケーションを用いた将来のIoTに対応したコミュニケーション・プラットフォームです。ここで使われるプロトコルは既に公開されているものを使用しているため、これに準じた機器を領域に関係なく接続できます。PE.AMI技術は、都市機能に必要な計測機器、道路照明、駐車場管理などをスマート化することができ、都市全体のネットワーク化が可能です。PE.AMI技術の一番の特徴は、複数の都市サービスを同じインフラで提供する事ができることです。その設置には時間がかかる場合もありますが、行政機関においては、資源の有効活用を目的に優先順位をつけて、都市サービスのスマート化を計画することができます。
  • *2 Electro Mechanics Solutions…「Electro Mechanics Solutions」は、ミネベア株式会社の日本の登録商標です。登録番号は、5322479号です。

ミネベア株式会社について

ミネベアは、IT、情報通信、航空機、自動車、家電などグローバルな産業界のお客様を持つ、総合精密部品メーカーで、世界のリーディングカンパニーです。日本初のミニチュアボールベアリングメーカーとして1951年に設立され、世界中に約7万人の従業員と、アジア、北米、欧州において数多くの製造、R&D、販売拠点を抱えています。

ウェブサイト:www.minebea.co.jp

Paradox Engineering SAについて

Paradoxは、IoT時代において、スマート産業都市ネットワークに関するデータによって得られる数々のソリューションやサービスを提示し、新しい市場を開拓するテクノロジーカンパニーです。無線通信、ネットワーク通信の設計管理に独自の強みを持ち、省エネ・データの収集は、Paradoxが技術的にリーダーシップを持つ分野です。Paradoxは、ワイヤレスセンサーネットワークを提供して、スマート環境や世界的なバーチャルネットワークを構築し、コアネットワーク技術のOEM供給も行っています。

Paradoxは2005年にスイスで設立され、2015年7月に、世界的に展開している総合精密部品メーカーであるミネベアの子会社となりました。ミネベアはParadoxのビジョン、ノウハウ、技術を獲得することにより、IoT,スマート市場における取り組みを加速させ、最先端の技術を開発し、ミネベア製品のIoT対応を進めています。

ウェブサイト:www.pdxeng.ch新しいウィンドウで開くwww.pe-stone.com新しいウィンドウで開く

OSRAMについて

OSRAMは、ドイツ・ミュンヘンを拠点とした、100年以上の歴史を持つ世界的な照明業界のリーディングカンパニーです。先端技術のポートフォリオは半導体技術をベースとして、赤外線およびレーザー照明から、ビルや都市におけるスマート・コネクテッド照明ソリューションまで広がっています。OSRAMは全世界に33,000人の従業員を抱え、€56億の売上を誇ります。(2015年9月30日現在)

OSRAMのLED照明は、バチカンのシスティーナ礼拝堂でも使用されています。OSRAMは、欧州連合(EU)が助成するプロジェクトの一環として、修復管理者や色品質や色彩持続性の専門家を含む多彩なパートナーたちと共に、LED照明のコンセプト開発を行いました。

フランクフルト、ミュンヘン証券取引所上場
(ISIN: DE000LED4000; WKN: LED400; trading symbol: OSR)

ウェブサイト:www.osram.com新しいウィンドウで開く

関連情報

以上

会社名 ミネベア株式会社
代表者名 代表取締役 社長執行役員 貝沼 由久
(コード番号 6479 東証第1部)
問合せ先

広報室長 石川 尊之
(Phone: 03-6758-6703)

掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、製品情報、問い合わせ先などが変更になっている場合がありますのであらかじめご了承下さい。

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